行政に相談に行く前に
自治体へ相談や提案を持ち込んだあと、行政側では何が起きるのか。話が止まりやすい理由と、相談を前へ進めるために事前に整理しておきたいことを、実務の経験からまとめています。
連載を読む日々の仕事のなかで、「もっとこうしたい」「住民のために変えたい」と感じながらも、どこから始めればよいか分からないことがあるのではないでしょうか。つながる・はじまり研究所は、その思いを言葉にし、よりよい仕事とサービスにつなげるところから伴走します。
つながる・はじまり研究所は、自治体調達の実務知見と公民連携の現場経験をもとに、自治体のDX・業務改善・職員育成を伴走型で支援する個人事業です。
「変えたい。でも、どこから始めればいいか分からない。」その思いを言葉にし、最初の一歩と、その先の進め方を一緒に整えます。
——「何か変えたいが、何が問題なのか自分でもうまく説明できない」
対話しながら、困りごとの背景、関係する人、動かせない条件を整理し、最初に手をつける範囲を絞ります。分野は問いません。より専門的な支援が必要なときは、適任の専門家へおつなぎします。
目指すところ整理された課題と、誰が・いつ・何をするかを決めた最初の一歩
——「職場を少しでも変えたい。一人では難しいので、仲間と学ぶところから始めたい」
数人から始める職場内の勉強会づくりを支援します。テーマ決め、仲間への声かけ、当日の進め方、終わったあとの振り返りまで伴走し、職員のみなさんが自ら企画・運営を続けていける形を目指します。
目指すところ実際に開いた1回目の勉強会と、次回から自分たちで開くための進め方
——「手間がかかっているのは分かるが、どこを直せばよいか分からない」
業務の流れを見える化し、現場のみなさんと改善案を考え、小さく試すところまで伴走します。デジタルも活用しながら、実現したいことに合う方法を選びます。
目指すところ業務の流れ図と、小さく試した改善策とその結果
——「研修を受けても、現場で使われずに終わってしまう」
DX・生成AI・業務改善などを現場で使える力にする職員研修と、現場の課題を捉え、周囲を巻き込み、デジタルも活用しながら変革を進めるDX推進リーダーの育成を支援します。管理職の理解促進や、職員が動きやすい環境づくりも対象です。
目指すところ受講後に職場で試す具体的な行動と、手元で使い続けられる教材
研修の例:手作業をやめるExcel(全6講座)
自治体に届けたい価値を、行政に伝わる形に。立場やことばの違いをつなぎ、相談や提案を前へ進める道筋を整えます。
——「良いサービスなのに、自治体の担当者に響かない」
自治体に届けたい価値を整理し、行政に伝わる提案内容や資料へ整えます。
目指すところ行政のことばで組み直した提案の骨子・資料
——「どの自治体の、どの課題に提案すればよいか分からない」
行政計画、施政方針、議会答弁などから、自治体が優先している課題や提案との接点を整理します。
目指すところ計画や議会答弁などを根拠に整理した、提案先の課題と接点の一覧
——「担当者と一度話したあと、話が止まってしまう」
相談先、提案の順序、庁内で検討されやすい説明の組み立てなど、自治体との話を前へ進めるための道筋を整理します。
目指すところ相談先、提案の順序、説明の組み立てをまとめた進め方の案
何から手をつければよいか分からない。問題をうまく言葉にできない。そうした段階の相談こそ大切にしています。分野やテーマが決まっていなくても構いません。困りごとや違和感を一緒に言葉にし、「何を実現したいのか」を確かめるところから始めます。
大きな改革計画を最初から描く必要はありません。自分の職場で、今の立場で、まず何ができるか。実際に動ける大きさまで取組を絞り、試してから次を考えます。DXや生成AIも、その一歩に合っていれば使う手段の一つです。
答えを渡して終わる支援にはしません。仲間と学び合い、対話し、自分たちで試していける形を一緒につくります。小さな勉強会のような場も、そのための方法の一つです。支援が終わったあとも、職員のみなさんの手で変化が続くことを目指します。
行政と民間、現場と管理職、担当部署と関係部署。立場が違えば、使うことばも見えている景色も異なります。互いのことばが届く形に整え、話を前に進めます。また、すべてを自分で抱え込むことはしません。より専門的な支援が必要なときは、適任の専門家へおつなぎします。
2003年に通信事業会社へ入社。顧客アフターサービス窓口の支援、事業計画の策定、製品の品質管理など、幅広い業務を経験しました。その後、技術を社会に実装するプロジェクトの一環として、スマートシティや自治体関連業務に携わりました。
2023年度からは、市役所で勤務し、自治体DXと業務改善に取り組んでいます。
民間と行政、外側と内側の両方を経験してきた立場から、職員の思いを言葉にし、よりよい仕事やサービスとして形にするための伴走を行っています。
まずは30分、無料でお悩みを伺います。「変えたいけれど、どこから始めればよいか分からない」「相談内容がまだ整理できていない」という段階でも構いません。現在の状況や実現したいことを伺い、最初の一歩を一緒に考えます。
30分無料相談フォームを開く自治体向けの提案、行政課題のリサーチ、連携に向けた進め方のご相談は、Lancersで受け付けています。料金は1時間20,000円を目安に、内容と作業量を確認したうえでお見積りします。
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